◆東蕗田天満社の公式HPはこちらです◆

各種ご祈願(家内安全・交通安全・病気平癒・六三除・合格祈願・学業成就・子宝祈願・災厄消除・人形感謝清祓・商売繁昌…など。)
人生儀礼(安産祈願・初宮詣・七五三・厄除開運・天中殺除・方除祈願…など。)
各種出張祭典(地鎮祭・上棟祭・竣工祭・新宅祭・家屋解体祓・神棚祓・氏神祭・井戸掘(埋)祓・伐木清祓・災厄清祓・店舗開店祓・事務所開き…など)
ご相談(産児・会社名命名・移転方位鑑定・家相(地相)鑑定・墓相鑑定…など)     

随時承っております。
ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

2014年7月31日木曜日

平塚惣前神社、夏越の大祓(茅の輪くぐり行事)

本日は20時より、平塚惣前神社(結城郡八千代町平塚3428)にて、夏越の大祓(茅の輪くぐり行事)を斎行いたしました。

この大祓という神事は、一般的には6月と12月に行うことが多く、6月の大祓を「夏越(なごし)の大祓」(あるいは名越)、12月の大祓を「年越しの大祓」と呼んだりしますが、この地域では旧暦で行います。
これは、半年のうちに知らず知らずに心身に付着した罪穢(つみけがれ)を祓い清め、残る半年を恙無く過ごすことを願った、我が国において重要な神事でございます。
また茅の輪をくぐることによって、邪気を祓い、無病息災を祈ります。


神事の様子。
まずは社殿にて大祓式を執り行います。



引き続き、茅野くぐり神事です。
参列された氏子の皆様を大麻にて祓い清め、茅の輪の前で大祓詞を奏上申し上げます。
そして、「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり(拾遺和歌集)」と唱えながら、茅の輪を3回くぐります。
くぐり方は、左回り、右回り、左回り、という順番です。
まずは総代さんはじめ役員さん方がくぐりまして、その後氏子地域の皆様が茅野をくぐって神様にお参りいたします。


お囃子会の演奏。
いつも力強い音色を有難うございます。
この素晴らしい音色を、どうか末永く守っていってくださいね!



さて、今回は『大祓詞』の全文をご紹介いたします。

高天原爾神留坐須皇賀親神漏岐神漏美命以知氐 八百萬神等乎神集閉爾集賜比 神議里爾議賜比氐 我賀皇御孫命波豐葦原乃水穗國乎 安國登平介久知食世登事依奉里伎
此久依奉里志國中爾荒振留神等乎婆 神問波志爾問賜比 神掃比爾掃賜比氐 語問比志磐根樹根立草乃片葉乎母語止米氐 天乃磐座放知天乃八重雲乎伊頭乃千別伎爾千別伎氐 天降志依奉里伎
此久依奉里志四方乃國中登 大倭日高見國乎安國登定奉里氐 下都磐根爾宮柱太敷立氐 高天原爾千木高知里氐 皇御孫命乃瑞乃御殿仕奉里氐 天乃御蔭日乃御蔭登隱坐志氐 安國登平介久知食左牟國中爾成出伝牟天乃益人等賀 過犯志介牟種種乃罪事波 天都罪國都罪許許太久乃罪出伝牟
此久出伝婆天都宮事以知氐 天都金木乎本打切里末打斷知氐 千座乃置座爾置足波志氐 天都菅麻乎本刈斷末刈切里氐 八針爾取辟伎氐 天都祝詞乃太祝詞事乎宣礼

此久宣良婆 天都神波天乃磐門乎押披伎氐 天乃八重雲乎伊頭乃千別伎爾千別伎氐聞食左牟
國都神波高山乃末短山乃末爾上坐志氐 高山乃伊褒理短山乃伊褒理乎搔別介氐聞食左牟
此久聞食志氐婆 罪登云布罪波在良自登 科戸乃風乃天乃八重雲乎吹放都事乃如久
朝乃御霧夕乃御霧乎 朝風夕風乃吹拂布事乃如久
大津邊爾居留大船乎 舳解放知艫解放知氐 大海原爾押放都事乃如久
彼方乃繁木賀本乎 燒鎌乃敏鎌以知氐 打掃布事乃如久
遺留罪波在良自登 祓給比淸給布事乎 高山乃末短山乃末与里佐久那太理爾落多岐都 速川乃瀨爾坐須 瀨織津比賣登云布神 大海原爾持出伝奈牟 
此久持出往奈婆 荒潮乃潮乃八百道乃八潮道乃潮乃八百會爾坐須 速開都比賣登云布神 持加加呑美氐牟
此久加加呑美氐婆 氣吹戸爾坐須 氣吹戸主登云布神 根國底國爾氣吹放知氐牟
此久氣吹伎放知氐婆 根國底國爾坐須 速佐須良比賣登云布神 持佐須良比失比氐牟
此久佐須良比失比氐婆 罪登云布罪波在良自登 祓給比淸給布事乎 天都神國都神 八百萬神等共爾 聞食世登白須


読み方


高天原(たかまのはら)に神留(かむづ)まり坐(ま)す皇吾親神漏岐神漏美(すめらがむつかむろぎかむろみ)の命(みこと)(も)ちて八百萬神等(やほよろづのかみたち)を神集(かむつど)へに集(つど)へ給(たま)ひ神議(かむはか)りに議(はか)り給(たま)ひて吾(あ)が皇御孫命(すめみまのみこと)は豊葦原瑞穂國(とよあしはらのみずほのくに)を安國(やすくに) と平(たひら)けく知食(しろしめ)せと事依(ことよさし)(まつり)
(か)く依(よさし)(まつ)りし國内(くぬち)に荒振(あらぶる)神等(かみたち)をば神問(かむと)はしに問(と)はし給(たま)ひ神掃(かむはら)へに掃(はら)へ給(たま)ひて言問(ことと)ひし磐根木根立草(いわねきねたちくさ)の片葉(かきは)をも事止(ことや)めて天(あめ)の磐座放(いわくらはな)ち天(あめ)の八重雲(やへぐも)を伊頭(いつ)の千別(ちわき)に千別(ちわ)きて天降(あまくだ)し依(よさし)(まつり)
(か)く依(よさし)(まつ)りし四方(よも)の國中(くになか)と大倭日高見國(おほやまとひだかみのくに)を安國(やすくに) と定奉(さだめまつ)りて下津磐根(したついわね)に宮柱太敷立(みやばしらふとしきた)て高天原(たかまのはら)に千木高知(ちぎたかし)りて皇御孫命(すめみまのみこと)の瑞(みづ)の御殿仕(みあらかつか)へ奉(まつ)りて天(あめ)の御蔭(みかげ)(ひ)の御蔭(みかげ)と隠(かくり)(ま)して安國(やすくに)と平(たひら)けく知食(しろしめ)さむ國内(くぬち)に成(な)り出(い)でむ天(あめ)の益人等(ますひとら)が過犯(あやまちおか)しけむ種種(くさぐさ)の罪事(つみごと)は天津罪國津罪許許太久(あまつつみくにつつみここだく)の罪出(つみい)でむ
(か)く出(い)でば天津宮事以(あまつみやごとも)ちて天津金木(あまつかなぎ)を本打(もとう)ち切(き)り末打(すえう)ち断(た)ちて千座(ちくら)の置座(おきくら)に置足(おきたら)はして天津菅麻(あまつすがそ)を本刈(もとか)り断(た)ち末刈(すえか)り切(き)りて八針(やはり)に取裂(とりさ)きて天津祝詞(あまつのりと)の太祝詞事(ふとのりとごと)を宣(の)

(か)く宣(の)らば天津神(あまつかみ)は天(あめ)の磐戸(いわと)を押披(おしひら)きて天(あめ)の八重雲(やへぐも)を伊頭(いつ)の千別(ちわ)きに千別(ちわ)きて聞食(きこしめ)さむ
國津神(くにつかみ)は高山(たかやま)の末(すえ)低山(ひきやま)の末(すえ)に登坐(のぼりま)して高山(たかやま)の伊褒理(いほり)低山(ひきやま)の伊褒理(いほり)を掻別(かきわ)けて聞食(きこしめ)さむ
(か)く聞食(きこしめ)してば罪(つみ)と言(い)ふ罪(つみ)は有(あ)らじと科戸(しなど)の風(かぜ)の天(あめ)の八重雲(やへぐも)を吹(ふ)き放(はな)つ事(こと)の如(ごと)
(あした)の御霧(みぎり)(ゆうべ)の御霧(みぎり)を朝風夕風(あさかぜゆうかぜ)の吹(ふ)き掃(はら)ふ事(こと)の如(ごと)
大津辺(おほつべ)に居(お)る大船(おほふね)を舳解(へと)き放(はな)ち艪解(ともと)き放(はな)ちて大海原(おほうなばら)に押(お)し放(はな)つ事(こと)の如(ごと)
彼方(をちかた)の繁木(しげき)が本(もと)を焼鎌(やきがま)の利鎌(とがま)(も)ちて打(う)ち掃(はら)ふ事(こと)の如(ごと)
(のこ)る罪(つみ)は在(あ)らじと祓(はら)へ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)ふ事(こと)を高山(たかやま)の末(すえ)低山(ひきやま)の末(すえ)より佐久那太理(さくなだり)に落(お)ち多岐(たぎ)つ早川(はやかわ)の瀬(せ)に坐(ま)す瀬織津比賣(せおりつひめ)と言(い)ふ神(かみ)大海原(おほうなばら)に持出(もちい)でなむ
(か)く持(も)ち出(い)で往(い)なば荒潮(あらしほ)の潮(しほ)の八百道(やほぢ)の八潮道(やしほぢ)の潮(しほ)の八百曾(やほあひ)に坐(ま)す速開都比賣(はやあきつひめ)と言(い)ふ神(かみ)(も)ち加加呑(かかの)みてむ
(か)く加加呑(かかの)みてば息吹戸(いぶきど)に坐(ま)す息吹戸主(いぶきどぬし)と言(い)ふ神(かみ)根國底國(ねのくにそこのくに)に息吹(いぶ)き放(はな)ちてむ
(か)く息吹放(いぶきはな)ちてば根國底國(ねのくにそこのくに)に坐(ま)す速佐須良比賣(はやさすらひめ)と言(い)ふ神(かみ)(も)ち佐須良比失(さすらひうしな)ひてむ
(か)く佐須良比失(さすらひうしな)ひてば罪(つみ)と言(い)ふ罪(つみ)は在(あ)らじと祓(はら)へ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)へと白(まを)す事(こと)を天津神國津神八百萬(あまつかみくにつかみやほよろづ)の神等共(かみたちとも)に聞食(きこしめ)せと白(まを)



大祓詞は約九百の文字で成り立っております。
もともとこの大祓詞は、中臣の祓えともいい、平安時代、毎年6月と12月の晦日に、犯した罪や穢れを祓うため、祭祀官、中臣氏が朱雀門で奏上していたものです。
格調高く躍動する言霊の響きを感じることができ、声をあげて奏上することで、まさに一切の罪穢れが一掃される気分となります。
「唱えれば唱えるほど功徳が増す」とされており、神道における最高の「祓いの祝詞」でございます。


意訳につきましては、また次の機会に!


2014年7月27日日曜日

安産祈願の御礼参り

お暑うございますね。

本日は、お正月に安産祈願をご奉仕させていただいたご家族様が、赤ちゃんを連れて御礼参りにいらっしゃいました。
可愛らしい男の子さんで、無事に元気にお育ちとのこと。
幸せいっぱいのご家族様と再びお会いできまして、神職として誠に嬉しい瞬間でございます!
この度は誠におめでとうございました!
ブログ掲載のご許可をいただきましたので、パチリ!


御礼参りとは、神社で神様にお願い事をして、目出度くご祈願が成就された際お礼を申し上げに参拝することを言います。
お受けになった御札や御守、使用した腹帯などをお焚き上げいたします。

さて、この御礼参り、皆様ついついお忘れがちではないでしょうか。
ですが、この御礼参りはとても大事なこと。
願いっぱなしではなく、御祈願が無事成就されました暁にはやはり、神様に「有難うございました」と感謝の気持ちをお伝えすることにより、神様も喜ばれ更なるご加護をお与えになり、そしてご家族様も気持ち良く新たな気持ちで育児に励めることでございましょう。

御礼参りの時期は特に決まっておりませんので、出産後母子ともに落ち着いて、天候やお日柄の良い日にいらっしゃってください。
新しい命を授かりました幸せを目一杯感じられる、素敵な日になりますように!


田んぼに雷が落ちた!!

連日暑い日が続いておりますね。
熱中症対策は万全でございましょうか。

本日は、朝早くに氏子さんがご来社されまして、「この間うちの田んぼに雷が落ちた!」とご相談にいらっしゃいました。


落ちた所は丸く円になって、色も変わっておりますね。
何か悪いことでもあるのかな、と心配していらっしゃったようですが、これはとても縁起の良いことなのです!!

日本では稲が開花し結実する夏から秋の初めにかけて、雨に伴い雷がよく発生しますが、落雷した田んぼでは稲がよく育つとされております。
科学的には、雷の空中放電によって、空気中の窒素が分解されて、雨水によって、硝酸として地中に溶け込み、植物の生長に欠かせない硝酸が豊富な土地になるので、豊作に結びつくのだとか。

古来より、雷の事を稲妻とも言いますものね。
稲の妻、つまりは雷は稲にとって非常に重要な存在で、雷は稲の良き伴侶と言われており、昔は「雷が稲穂を連れてくる」なんて言われていたようです。
う~ん、何だか昔の方々はロマンチックですよね!

神様が宿ったご神田ですから、これからも見守っていきたいと存じます。



2014年7月20日日曜日

東蕗田天満社祗園祭(夏祭り)~神事編~

本日は、当神社の祇園祭(夏祭り)でございました。
前回の準備編に引き続き、夏祭り神事編でございます。

15時頃ににわか雨が降り始め、お天気が不安定になって参りました。
せめてお神輿とお囃子の山車が周る時だけは!と祈るような気持ちです。

17時頃からいよいよ、本殿中の神様の御霊を御神輿に移す【神幸の儀】です。


神事の様子。
お神輿とお囃子の山車をお祓いし、祝詞を奏上申し上げ、お祭りの無事な成功、氏子のご家族皆々様の家内安全を、ご祈念申し上げました。


古来より、ご社殿周りを3周廻るのが習わしです。
総代、神職に続き、御神輿、お囃子の山車と続きます。
今年も去年同様、人手不足の後継者不足のため、大人神輿は出ず残念ながら子供神輿だけ。
ですが、子供会の皆様が神様の重みを噛み締めながら、一生懸命に、そして楽しく担いでくれました!
早く大人神輿も復活させたいものですね!!
お囃子の皆様は、歩きながらの演奏となりますので少し大変ですが、いつも素晴らしい演奏を聞かせてくださいます!


18時過ぎくらいから雨が降ってきてしまい、近くの集落センターへ移動。
お天気ばかりはしょうがないですね…。


7時半から、14発の花火が上がりました!!
その頃には雨もあがり、大輪の華が夏の夜空を美しく彩りました。
今までの中では今年が一番うまく撮影できたかもしれません(笑)


引き続き、厄落とし行事が始まります。
家内安全と厄祓いを願い、本厄にあたっている男女を胴上げして、厄を落とす行事です。
やむを得ずお祭りに来られない場合は、その方のお洋服を胴上げ(?)いたします。
わっしょーい!


引き続き、御霊をご本殿に帰す儀式である【還幸の儀】を行います。
再び、本殿社殿周りを3周廻ります。


神事終了後、ご社殿正面にて、最後は元気に御神輿を掲げ、お囃子の「さんぎり」という曲で締めます。
お囃子会の皆様、有難うございました!!


神事の終了後、総代さんや世話人さんはじめ、役員に当たられている方々は、参集殿にて直会を行います。
これにて無事にお祭りを閉じることができました。
皆様、お疲れ様でございます!
雨に降られたりと少々大変なこともございましたが、神様の御神徳をいただきましてこの夏も無事乗り越えられ、幸多い日々となりますように…。



さて、この「祭り」というものは、神の力を得て人々が暮らしていくという「神人共働」「神人共楽」「神人共食」の姿があり、神様と一緒に生きていく、という日本人の生きた文化です。
祭りを通して人々は「清き明かき直き」誠の心に返り、新しい命の力を得、そしてまた祭りを期に、地域共同体の中で皆様が和合連帯し、心の絆を培って来たとも言えるでしょう。
日本の祭りは、神と人々との合一交歓・神人和合を特徴としています。


「神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ」という言葉もございます。
この言葉の出典は、鎌倉幕府第3代執権の北条泰時が貞永元年(1232年)に定めた武家法「御成敗式目」で、この文言はその第一条の条文の中に記されています。
これは、「いかなる神も人間の崇敬をうけてこそその御威光を益々輝かすのであり、また人は神を敬うことによってより良い運を与えられる。」という意味です。
神道の立場で、神と人との密接な関係が的確に述べられている言葉ですね。


今回の夏祭りでも、神人和合、神様も楽しく氏子の皆様とご一緒に楽しまれたことと存じます。
地域活性化のためにも、お近くにお住まいの方は奮ってご参加いただき、東蕗田の夏祭りを皆様で楽しく盛り上げてくださいませね!

最後に、お祭りに携わりました氏子地域の方々の並々ならぬご尽力に敬意を表しますと共に、皆々様のご健勝、ご発展を当社神職一同心よりご祈念申し上げまして、結びと致します。