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2016年6月30日木曜日

子カラスの巣立ち

七夕用の竹を用意している際、境内の石灯籠に、小さなカラスがいることに気付きました。
近づいても逃げないので、どうしたのだろうと見守っておりますと、「アー」という幼い声。
羽ばたきもぎこちないことから、子供のカラスが巣立ちの際に落ちて飛べなくなってしまったのかもしれないと分かりました。

あらあらまぁまぁ可哀想に。
ここはあまりにも目立つからもう少し森の中でお休みになったらいかがかしら。

―――…なんて思いで近づきましたら、案の定つがいの親ガラスたちからけたたましい威嚇行動に見舞われまして参りました(笑)
ごめんね、悪気はなかったのだけれど…。

子育て中の親ガラスの警戒心は強いですから、皆様もこの時期の愛情深い親ガラスたちにはお気を付けくださいませ!


さて、カラスという鳥は、世界各地の神話に登場いたしますね。

ギリシャ神話では、太陽神アポロンが人語を話せるカラスを従えておりますし、北欧では最高神オーディンが知恵と情報をもたらす2羽のワタリガラスを両肩に乗せております。
そして日本では、3本の足をもつ八咫烏(ヤタガラス)が神武天皇の東征を導きました。
熊野では神使・霊鳥として大事にされております。

学習能力が高いためにずる賢く狡猾なイメージがあるカラスですが、古来より神聖な鳥とされてきたのですね。




2016年6月29日水曜日

祝!地鎮祭

本日は、地鎮祭のご奉仕がございました。
梅雨の時期ですので、お天気を心配して念の為にテントをご用意しておりましたが、無事に降られずに済みまして、滞りなく地鎮祭の儀をご奉仕申し納めることが叶いました。
工事の安全と無事竣工、併せてご家庭の平穏無事を心よりお祈り申し上げた次第でございます。


さて、この地鎮祭は、建物の新築あるいは各種土木工事の起工に際して、その敷地の守護神をおまつりして、建物普請・工事着工の由をご奉告申し上げ、今後の平安守護、並びに建築工事の安全を祈願する大切な祭典です。
地鎮祭は建主が中心となって執り行う祭儀で、必ず工事関係者も参列し、建主とともに工事が無事に進むことをお祈りいたします。

私たちが住んでいるこの土地にも神さまがいらっしゃいます。
この土地に住まわせていただいていること、そしていつもお守りいただいていることに感謝する心を忘れずにいたいものですね。


また若夫婦様におかれましては、この度は誠におめでとうございます!
笑顔がとても素敵な優しいご夫婦様で、私もたくさんの幸せを分けていただき、嬉しく存じました。
住み良い素敵なお家が無事に出来上がりますよう、心よりお祈りいたしております。
当神社にもお散歩がてら遊びにいらしてくださいね!


2016年6月26日日曜日

祝!初宮詣(お宮参り)

本日は、梅雨の晴れ間、お日様も輝いて良いお天気となりました。
そんなお天気に恵まれたこの佳き日、初宮詣(お宮参り)、心身長養のご祈願をご奉仕させていただきました。

初宮詣(お宮参り)とは、お子様が産まれてから初めて氏神様や特に崇敬する神社にお参りする事をいいます。
古来より日本では、「七歳までは神の子」といわれ、子供は神様よりの「授かりもの」であり、その生命はお父様お母様、そして双方の御先祖様方から脈々と流れ受け継がれる「賜りもの」だと考えられてきました。
本日は、神様の思し召しで、その“みたま”を受けて、赤ちゃんが無事にお生まれになりましたことを神様にご報告し、お礼を申し上げ、そしてその生涯にわたってのご加護をお祈り申し上げた次第でございます。


とても仲の良いご家族様で、笑顔の絶えない幸せなひとときを頂戴いたしました。
赤ちゃんもとても元気な力強い男の子さんで頼もしく、これからのご成長が楽しみでなりません。

当神社の主祭神の菅原道真公は、学問の神・子供の守り神としての御神徳が高く、その歴史を以って崇敬を集めております。
大神様の大いなるご加護を賜りまして、お子様におかれましては若竹の如くすくすくと健やかなるご成長を、またご家族の更なるご多幸ご健勝をご祈念致しております。
本日は誠におめでとうございました!

また是非、遊びにいらしてくださいね!

2016年6月25日土曜日

6月の花たち

雨がちなお天気が続いておりますが、植物たちは喜んでいるようです。
そんな6月に咲く花たちのご紹介です。


アジサイの花。
当神社に咲くアジサイは全て白色です。


サツキの花とホタルブクロの花。


赤や黄色のユリの花。
氏子さんからいただいたお花で、毎年順調に美しい花を咲かせております。


マリーゴールドの花とクチナシの花。
マリーゴールドも先日氏子さんからいただいたもので、無事に咲きましたので嬉しく存じます。

クチナシの花は香りがとても良いので、虫さんがもぐりこんで蜜を吸っておりました。
ちなみにクチナシの花言葉は「幸せを運ぶ」だそうです。
他にも、「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」「私は幸せ者」「清潔」などがあります。
何だか、たくさんの幸せを分けてくれそうな素敵な花ですね!


皆様にとりまして、素敵な週末でありますように。

2016年6月23日木曜日

お家に神棚をおまつりする~お供えの仕方編~

今回も引き続き、前回ご紹介した家庭用祭器具を使用してのお供えの仕方についてご紹介をさせていただきます。
お供え物は、「神饌(しんせん)」「御饌(みけ)」とも呼ばれ、神様をおもてなしするお食事のことなのですが、これもとても大切なものです。

■米・塩・水を供える例

お供え物の基本は、お米、お塩、お水です。
どうしてこの3種類かといいますと、これらは人間が生きていく上で欠かせないものであるからです。
これらをお供えすることによって、神様に自分が生きていることの感謝の気持ちを捧げる訳でございますね。

勿論、この3つしかお供えしてはいけないということではありません。

あと、この3種類以外にもできればお供えしていただきたい物が、お酒です。
「御神酒(おみき)あがらぬ神はなし」なんて冗談で言うこともありますが、どうしてお酒なのでしょうか。
その理由は諸説ございますが第一はやはり、お酒が、稲作文化から発展してきた日本人の最高の主食である「お米」から作られるものであるからでしょう。
酒の「さ」と「け」の文字にはそれぞれ意味があり、「さ」は“特別な”という意味を冠した接頭語、「け」は“食、饌(食べ物)”の意だそうです。
つまり、お酒は「特別な食」であるという意味が込められており、古来より丁寧に扱われる特別な飲み物だったのですね。

■米・酒・塩・水を供える例



お供えするものとして他にも、お正月やその他家族にとって特別な日には野菜、お菓子、果物などをお供えしたり、知人や親戚から何かをもらった時には、それをお供えするのも良いでしょう。
まず神様にお供えしてからお下がりとしてそれをいただくことでご加護を得られますから、皆様もぜひ神様の力が宿ったものをいただいて、神様の力を体に取り込んでくださいませ。



2016年6月22日水曜日

お家に神棚をおまつりする~祭器具をそろえる編~

今回は、神棚の家庭用祭器具についてお話をいたしましょう。
神棚をおまつりするにあたっては、ご神前にお供え物を捧げるのですが、その際必要になる入れ物(器うつわ)についてのご紹介です。

新しい清浄なものであれば小さめのコップやお皿を用いても構わないのでしょうが、やはり神様がお使いになるものですから、できる限り神棚用の祭器具をご用意したいものでございますね。
見栄えも良いですし、何とも清々しいものでございます。

神棚におまつりする家庭用祭器具も様々ございますが、なるべくご用意した方が良いと思われる物について、以下にご紹介して参ります。


■瓶子(へいし)

お酒を入れる器です。
ご神前にお供えする際は、ふたをとります。
そろえる際には1対(2個)あると見栄えが良いです。

お酒は特に夏場は傷みやすいので、早めに交換するように心がけた方がよろしいかと存じます。
下げたお酒は、お下がりとしてそのままいただくのも良いですし、料理酒としてお料理に使っても結構です。





■平瓮(ひらか) 


お皿です。
主にお米やお塩をお供えするために用います。
お米は洗米、生米、炊いたご飯、いずれでも構いませんが、洗っていない生米や無洗米は傷むことがないので、特にお供えしやすいかと存じます。
お下がりのお米は、普通のお米とご一緒に洗って炊いていただいてください。

またお餅や、それぞれの季節の旬のものをお供えすることを考えるならば、お米(お塩)用として2~3寸の物と、それよりやや大きい4~5寸の物の両サイズそろえると便利です。


   ■高杯(たかつき)

お塩をお供えするために用います。
上の平瓮(ひらか)で代用しても構いません。

お下がりのお塩は、料理の調味料として使ってください。
ただ、毎日交換していれば気にならないでしょうが、少し長めに神棚にお供えしていて口にするのをためらう場合は、玄関先や庭先に撒いてお清めに使っても構いません。






■水玉(みずたま) /水器(すいき)

お水をお供えするために用います。
ご神前にお供えする際は、ふたをとります。

お水は神棚にそのままにしておくと傷んだり、蒸発したりしてしまうため、できる限り毎日交換するのがよろしいかと存じます。
お下がりのお水は、植物にあげても構いません。







■榊立(さかきたて)

榊を立てるために使います。
写真では1個しか撮りませんでしたが、1対(2個)そろえましょう。
神棚の両端に榊を挿してお供えします。

榊の育たない地域では、葉の広い常緑樹で代用しても構いません。
元気がなくなってきたら新しい榊にお取り替えしましょう。
青々とした榊は神棚を生き生きとさせ、清々しいものです。

小さい榊立てに大きな榊を挿すと不安定ですから、少し大きめの方が無難です。




以上にご紹介した祭器具以外にも、

・三方(さんぼう)又は折敷(おしき)…お供え物を載せる台のような物
・燈明(とうみょう)…ご神前を明るく照らす物
・神前幕
・五色旗

などなど神棚をしつらえる祭器具の種類は様々ございますので、お飾りするお心があれば、益々立派になっていきます。
ただ、各ご家庭の神棚の大きさにより、調度良い程度があるかと存じます。
ごちゃごちゃしてしまうのはよろしくありませんので、皆様のお家の神棚に合ったおしつらえでよろしいかと存じます。


また、ご紹介しました祭器具は、ホームセンターや神具店などで直接求めることができますが、当神社からでもお取り寄せが可能です。
サイズ感がピンとこなかったり、何かと不安な場合は、パンフレットを見ながら実物をお見せしながら、ご自宅の神棚に合った祭器具の種類をアドバイスいたしますので、お気軽にご相談くださいませね。


次回も続きまして、祭器具のお供えの仕方についてお話ししたいと存じます。


2016年6月21日火曜日

お家に神棚をおまつりする~お神札の特徴編~

こちらでは梅雨らしく、雨がちなじめじめしたお天気が続いております。
この時期は食べ物が腐りやすいですから、保存方法には気をつけねばなりませんね。

さて前回は、お神札(おふだ)のお納めの仕方としてご神座の順位についてお話しいたしました。
今回も引き続き、それらのお神札がそれぞれにどんな意味を持っているのか、どうしておまつりをするのか、についてをご説明させていただきたいと存じます。

前回も書きましたが、神棚におまつりするお神札は、①伊勢の神宮のお神札(神宮大麻)②氏神神社のお神札③その他の崇敬する神社のお神札、というように、基本的に3種類に分けられます。


■神宮大麻

神棚の中央、もしくは一番手前におまつりするお神札は「神宮大麻」です。


神宮大麻とは、伊勢の神宮のお神札のことです。
伊勢の神宮のご祭神であらせられる、天照大御神(あまてらすおおみかみ)様の御力(御分霊)がお宿りになられています。
「大麻」なんていいますと、危険な薬物を連想しがちですが、お祓いの道具やお神札であることを表す言葉として使用されています。

しかし、「なぜ遠く離れた伊勢神宮のお神札をお祀りする必要があるの?」「地元の神様だけ祀っておけば良いのでは?」と疑問に思う方もおられるかと存じます。
なぜ神宮大麻が神棚の中心にまつられるのでしょうか。

それは、伊勢神宮のご祭神である天照大御神様が、日本に数多くいらっしゃる八百万の神々の中でも、最も尊い神様とされ、天皇陛下・皇室の祖先神であるからでございます。
地元の氏神様が地域の守り神様であるように、天照大御神様は、日本人全ての守り神様なのですね。
そのような訳で、「日本の総氏神」ともいわれ信仰のある伊勢の神宮のお神札を、まず一番尊ぶべき場所、神棚の中央におまつりするのでございます。


■氏神神社のお神札

次いで神棚の右側、もしくは神宮大麻の後ろにおまつりするのは「氏神様のお神札」です。

写真は当神社のお神札ですが、このように各神社でお神札がございます。
神職が常駐していない神社の場合はないこともございますので、詳しくは各神社にお問い合わせくださいませ。

氏神神社とは、ご自身が居住する地域の神様をおまつりする神社のことです。
またこの神社の周辺の一定地域に居住する方々を「氏子(うじこ)」といいます。
神様が親で、私たちはその子という関係で結ばれているのですね。

氏神様は、私達を一生を通じて守って下さる神様ですから、お正月には他の神社にお参りに行く前に、一番最初にご挨拶したいものでございますし、また、初宮詣や七五三詣、厄除などの人生儀礼の際にも、まずは氏神様にお参りしてご加護を祈願したいものでございます。
神職が常駐していない神社も数多くあるでしょうから、その場合はお参りだけでも結構です。
氏神様は氏子の親同然の存在ですから、子供が会いに来て喜ばない親がおりましょうか。
氏子さんのお参りは、氏神様もさぞや喜んでくださることでございましょう。

氏子はその氏神、氏神神社を崇敬し支える面を持っておりますので、神棚には日本国民の総氏神である神宮大麻と併せて、ご自身の氏神である氏神神社のお神札をおまつりする訳でございます。


■崇敬神社のお神札

次いで、神棚の左側、もしくは重ねた際に氏神様のお神札の後ろにおまつりするのが「崇敬神社のお神札」です。

氏神神社に対して崇敬神社とは、氏神神社以外で個人それぞれに特別な信仰などにより崇敬される神社のことです。
そしてそのような神社を信仰する方を「崇敬者」と呼びます。
旅行先で受けたお神札や、ご縁のある神社のお神札を何体かおまつりしても、特に問題はございません。


たまに、「神棚に色々な神社のお神札をおまつりすると、神様がケンカしませんか?」というご質問を頂戴することがございますが、ご安心ください。
日本の神様は、様々な御神徳の神様が協力し合って私達をお守りくださっていますから、ケンカすることはございません。


日本人にとって神様は、私達の日常生活にすっかり溶け込んでいる、極めて身近で親しい存在です。
神様とともに日々の生活を歩む中で、いつも家に災いがなく、家族が皆元気で暮らせるように祈り、感謝する暮らしぶりがごく自然に行われてきました。
暮らしの中にある感謝と祈りの心を大切にし、手を合わせて神様と向き合うことで見えてくるものもきっとあるはずです。


さて、次回は「祭器具をそろえる編」をお送りいたします。


2016年6月18日土曜日

お家に神棚をおまつりする~お神札の納め方編~

本日はとても暑くなるそうですので、水分補給を十分なさっていただき、熱射病にはお気を付けくださいませね。
今回の「お家に神棚をおまつりする」シリーズでは、お神札の納め方についてのお話です。

神棚のしつらえが終わったら、次にお神札(おふだ)をお社に納めます。
お社には、
①伊勢の神宮のお神札(神宮大麻)
②氏神神社のお神札
③その他の崇敬する神社のお神札
を納めますが、その際には御神座の順位があることに注意しましょう。


三社造の場合では、御神座の順位は中央が最上位、次が向かって右、次が向かって左となりますので、中央に伊勢の神宮、向かって右に氏神様、向かって左にその他の崇敬する神社の順番でお神札を納めることになります。

また一社造りの場合は、一番手前に伊勢の神宮、その後ろに氏神様、その後ろに崇敬する神社、という順にお神札を重ねて納めます。
旅先でいただいてきたお神札は、崇敬する神社のお神札とともに納めてください。


さて、この伊勢の神宮のお神札(神宮大麻)、氏神神社のお神札、その他の崇敬する神社のお神札には、どのような違いがあるのでしょうか。
次回は、それぞれのお神札がそれぞれにどのような意味があるのか、についてお話させていただきますね。

「お神札の特徴編」に続きます!

2016年6月16日木曜日

お家に神棚をおまつりする~神棚奉鎮祭編~

「お家に神棚をおまつりする」シリーズも3回目。
今回は、神職の出番である神棚奉鎮祭(かみだなほうちんさい)についてのお話です。
「神棚入魂祭」「御霊入れ」なんて言った方が分かりやすいかもしれませんね。
つまり、新しい神棚をおまつりする前に行うお祓いのことです。



神棚奉鎮祭では、神職がお家に出張して、神棚の下に祭壇を設置し、お供え物を捧げて神事を執り行います。
また、ご家庭での神棚のおまつりの仕方について丁寧にご説明申し上げ、注連縄や祭器具の設置をいたします。
神棚のまつり方というものは、パンフレットや口で説明されるよりも、やはり神棚を前に実際にご覧いただいた方が、分かりやすいものでございます。

また、神職が出張せずとも、新しいお社を神社にご持参いただいての神棚奉鎮祭も承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。


さて、神棚奉鎮祭は、どうしてやるのでしょうか。
「お社は新しくなったし、お札も納めたし、これで大丈夫!」ではないのでしょうか。
勿論それも否定はいたしません。
神道は、「絶対にこうでなくてはならない!」といった堅苦しいものではございませんし、何より真心を込めて祈ることが一番大切であるからです。

ただ、神様をお家にお招きするお作法として、神棚奉鎮祭をする理由の第一に、神様の御霊、神霊のお宿りになられるものは清浄であらねばならないということが挙げられます。
新しい神棚とはいえ、出来上がるまでには人の手が加えられている物ですから、神様が御鎮まりになるその前にお清めのお祓いが必要となってくる訳でございます。
それは、お社だけではなく、神棚をおまつりする場所もそうです。
清浄でない場所では神様の御力も発揮されにくくなってしまいますから、神棚をおまつりする前には、お掃除をはじめお清めのお祓いがとても大事なことなのでございます。


また、神棚はある意味で家の魂となり、日々の感謝や祈りを捧げることで家族の和や絆、秩序が生まれてくるといわれております。
そんな神棚を新たにし、神様を迎えることは、ご家族様にとっても大変意義のあることです。
神職は、神様と人との仲取り持ちですから、皆様の家内安全への切なるお気持ちをお伝えし、皆様のお家が、末長く神様にお守りいただけるよう、心よりのご奉仕をいたします。

折角神棚をおまつりするのですから、神様に気持ち良く微笑んでいただきたいものですね。


さて次回は、「お神札の納め方編」です。

2016年6月15日水曜日

お家に神棚をおまつりする~場所探し編~

前回から「お家に神棚をおまつりする」シリーズが始まっております。
今回は、神棚をおまつりする場所についてお話をさせていただきます。

やはり、神様のお鎮まりになる場所ですから、どこでも良い訳ではございません。
一般的には部屋の上部に吊ったり、棚を設けますが、壁に釘が打てない場合は、本棚などの家具の上に簡単な台を置き、その上にお社を設置しても構いません。
その際は、綺麗にお掃除をし、白布や白紙を置きましょう。

神棚をおまつりする場所として、望ましい条件は以下の通りです。


①明るく清浄な場所であること

②南向きまたは東向きであること

③人の目線よりも高い場所であること

④家族や会社の人が、お供えしたり拝礼したりするのに都合のよい場所であること


ただし、避けねばならない場所もありますから、注意が必要です。
以下の場所は避けてください。


①人が出入りする場所の上(例えばドアの上・障子や襖の鴨居の上など)

②2階がある家は、人が神棚の上を歩くような場所

③お風呂・台所・トイレなど水周り付近

④表鬼門・裏鬼門(家の中心から見て、北東・南西)



②については、集合住宅やビルなど、建物の構造上どうしてもやむをえない場合もあるかと思います。
その際は、神棚を設けた部分の天井に「雲」「天」「空」という字を墨書した白紙を貼ることもあります。
こうして決めた場所は、その家や事務所の中で過ごしやすく、清らかな場所であるはずです。


さて、いかがでしょうか。
神棚をおまつりするに相応しい場所はお家の中にございますでしょうか。

もし、全て条件が叶う場所がなければ、方角にこだわらず、水回りに近くなく清浄でお参りしやすい場所であることが優先されます。
日本では古来より太陽の恵みを最高のものとし、万物を生育させる陽の光が充分に当たるようにする為に、神棚も南向きや東向きが良いとされておりますが、適当な場所がなければ致し方ありません。

神棚をおまつりする場所が分からない場合、本当にここで良いのか不安な場合は、当神社の神職が確認しますので、お気軽にご相談ください。
その際は、家の図面が必要となりますのでご用意をお願い申し上げます。


次回も引き続き、「お家に神棚をおまつりする」シリーズをお送りいたします。
次回は、「神棚奉鎮祭編」です。


2016年6月14日火曜日

お家に神棚をおまつりする~神棚探し編~

本日は梅雨の晴れ間、お日様も見られて何だか清々しいお天気でございました。
そんな中、「神棚を新しくつくりたいので、どうしたら良いか教えてほしい」というご相談がございました。

近年では、様々なご事情により神棚のないお家が増加しており、新宅に出た息子さんや娘さんのお家に神棚がないことも珍しいことではなくなって参りましたから、このようなご相談がございますと、私も神職として嬉しく思います。

日本人にとって神様は、私達の日常生活にすっかり溶け込んでいる、極めて身近で親しい存在であり、神様とともに日々の生活を歩む中で、いつも家に災いがなく、家族が皆元気で暮らせるように祈り、感謝する暮らしぶりがごく自然に行われてきました。
昔から、竈(かまど)には荒神(こうじん)様、井戸には水神様、玄関には門守りのお札、厠(お手洗)には厠神様というように、家の中の色々な場所に、様々な神様を祀ってきたのですが、それはいずれも私達の生活に欠かすことのできない、大切な場所であったからです。


さて、まずは神棚探しでございますね。
従来の神棚をお求めでしたら、当神社に様々な神棚のパンフレットがございますので、ご紹介させていただくことも可能です。
他にも、神棚コーナーがあるホームセンターもありますから、実際に実物をご覧になってご購入されるのもよろしいかと存じます。

また、洋風な家が増えている昨今、従来の神棚がインテリアに合わないとお若い方々は考えがちでございますが、今は神棚といいましてもオシャレなモダンなものも増えております。
デザインも様々でこんな神棚もあるんだなぁ!と神棚のイメージが変わる程に多種多様ですから、家に合ったお好きなタイプの神棚を家族で探してみるのも楽しいかもしれません。
「モダン神棚」でインターネット検索しますと、たくさん出てきますよ!


このように住宅環境によって臨機応変に神様と一緒に暮らしていく方法を模索していくことも必要な時代となっているのではないかと感じております。
「家庭のまつり」を行うことで神様のおかげに感謝する心を養い、優しさや思いやりの心を育んでいけたら、とても素敵なことでございますね。


それでは引き続き、お家に神棚をおまつりする~場所探し編~に続きます。

2016年6月7日火曜日

第12回社頭講話研修会

本日は、茨城県神社庁にて社頭講話研修会に参加して参りました。
これは、神職が一般の氏子さんや崇敬者さんを対象に10分を目安に講話をする、というもので、茨城県内各支部の代表者が発表し、僭越ながら私もその末席にて充実した時間を過ごさせていただきました。

テーマは、「神宮」「式年遷宮」「神宮大麻」「家庭祭祀」など。
その他でも良いそうですが、初参加の私は、神宮大麻についてのお話をはじめ、家庭祭祀の大切さについてお話をさせていただきました。


講師の先生は、元NHKアナウンサーであらせられる、宮田修先生。
現在は、熊野神社の宮司としてご活躍でいらっしゃいます。
「話すこと」のプロでいらっしゃる先生の的確なご指導は大変勉強になりましたし、今後の励みになりました。



私も日本人らしく人前で話すのは得意ではございませんので、発表は非常に難儀いたしましたが、神職が言葉で「神道とは何か」ということを発信していくことは、私達にとって大変重要な課題でございます。

日本には昔から「言挙げせず」という文化があり、神様のことはあまり口にはしませんでした。
また「わざわざ言わなくとも分かってもらえる」「説明せずとも背中を見て分かってもらう」ようなところがございます。
これは素晴らしい日本の伝統でしたが、やはり説明しないと今の人達には伝わりません。
私達神職も「神社のこと」「神様のこと」「お祭りのこと」など、皆様に分かりやすく伝えられるよう、日々勉強をしております。

私も神社をより身近に感じていただく為に、ブログやフェイスブックなどを始めました。
我々のご先祖様方から脈々と受け継がれる大切な伝統はしっかりと守り、そして新しき時代の風を取り入れつつ、更に良きものとして後世に伝え残していくことこそ任務と考え、日々ご奉仕に努め、精進して参る所存でございます。

神社のことでご質問がございましたら、お気軽にお尋ねくださいね。